※このページはGoogle Chrome、uBlock Origin、画面サイズ(ピクセル)1920×1080、色温度9300Kで表示確認をしております。

※本文中の画像に関しては、制作会社、肖像権者、テレビ局、所属事務所等に著作権があります。

※本日記での画像使用は著作権の侵害を意図したものではありません。

※登録内容に問題がある場合は、プロフィールのアドレスまでご連絡ください。(こちらの状況によって返信が遅れる場合があります)

※「名無し」、「通りすがり」等の捨てハンでメッセージをいただいても基本的に削除します。

※意味不明なコメントをいただいても承認しません。

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーション(アフィリエイト)を含みます。ご了承ください。

●This page has been tested with Google Chrome, uBlock Origin, screen size (pixels) 1920 x 1080, and color temperature 9300K.

●All images in this document are copyrighted by the production company, portrait right holders, TV stations, and their offices.

●The use of images in this diary is not intended to infringe any copyrights.

●If you have any problems with your registration, please contact me at the address in my profile.

(Reply may be delayed depending on the situation here)

●If you send us a message with a "nameless" or "just passing by," we will basically delete it.

●Comments that cannot be determined to be of normal mental status will not be approved.

●This blog contains promotional (affiliate) links to products and services. Please be aware of this.

シャッフルユニットのレビュー

2005年夏のハロプロシャッフルユニットであるが、「看板に偽りあり」を
地でいっているような名称ばかりである。
セクシーオトナジャン」は「どこが『セクシー』で『オトナ』やねん!」と
ツッコミ入れたくなるし、
エレジーズ」は確かに実力派揃いだが、さんま師匠あたりから「空気読め!」と
言われそうなメンバーばかりである。
そして「プリプリピンク」に至っては……(笑)。
いや、別に批判しているのではなく、ここまでお遊びと洒落が徹底しているのは
見ていて気持ちがいいと言いたいのだ。
問題はそのあとなのである。
 
[オンナ、哀しい、オトナ]
こう言ってはなんだが、藤本美貴に「セクシー」だの「オトナ」だのは
似合ってないような気がする。ネタとしては面白いんだけど。
それは夏焼雅にしても村上愛にしてもそう。最近めっきり大人っぽくなってきたとはいえ、
それだってかなりの背伸びが見え隠れする。
いや、逆にそれがネタとしての新鮮味を奪っているのではないだろうか。
「あぁ!」のときの夏焼や「ZYX」のときの村上は本当に子供子供していた。
それであの結果を示したのだからオドロキだったのである。
ごく普通に「いい娘さん」っぽくなってからこの路線を出されても、正直「???」なのだ。
彼女たちなら、このくらいやって当然でしょ?という……。
曲の難易度不足のせいかなあ? もっとハードル高くてもよかったんじゃない?
メンバーの実力は認めるが、同じ手は二度は通用しないぞ、つんく♂
と、ちょっとキビシイことを言ってみたりする。
 
印象派 ルノアールのように]
何故にルノアール?――これがタイトルを聞いたときの偽らざる気持ちだった。
だが歌詞を見て納得。
タイトルは「絵画史において印象派の登場が一種革命的であったように」の意味であろう。
ルノアール印象派の代名詞として使用されたに過ぎない。
……という推論も成り立つが、たぶん後付けの理屈だろうなあ。
本当は単純にしりとりソングをやりたくて、詞を書いているうちに
偶然「ルノアール」という単語が入っただけのような気がする。
それが結果としてギャル文字風歌詞の表現になった、というのが事実のような。
(あくまで推測なので、そこ、本気にしない!)
ただそのために歌の醸し出す世界観が散漫になったように思えてならない。
同じ単語がくり返されるのも、あまり効果的ではないような……。
 
[人知れず 胸を奏でる 夜の秋]
ピンでこの曲だったら、とても間がもたないだろうと思う。
前2曲があるから、この路線もアリなのだろう。
そう、あくまで「アリ」であって、積極的肯定ではない。
仮にも「元・モーニング娘。」「元・太陽とシスコムーン」に、この歌素材では
あまりにも勿体ないと感じてしまう。
確かに安倍なつみ後藤真希といったエース級と比較すれば、
メンバー構成として一歩譲る感はあるかもしれない。
が、個人的には最も実力を秘めているユニットだと思っている。
後浦なつみに比肩しうると信じているのだが。ネタでなく!
誰かが言っていたが、これでは「モーニング娘。のB面曲」と呼ばれても反論ができない。
どうしてソロパートがない? あってもおかしくないのに。
だからくり返すが、メンバーの使い方がなんとも勿体ない。そこが残念すぎる。
 
結局「お祭り」のはずが、そのものズバリのお祭りソング・ネタソング・コミックソング
入れてこなかったことでメリハリを失ってしまった気がする。
小奇麗にまとめようという「あざとさ」、と呼んでいいものかどうかわからないが、
もっとつんく♂流のやり方ではっちゃけたほうが楽しかったのではないだろうか。
(今回のやり方も、ある意味ではつんく♂流だが、
もっとこう独特のいびつさというか、そういうものが、ね……)
せっかくメンバー的には充実させていながら落としどころを間違えた、
そんな印象の残るディスクである。