かなり本音を語ってしまう。
つんく♂の失恋ソングには食傷気味だった。
私の中では、これ↑は松浦亜弥に限らず、ハロプロ全般に言えると確信しているレベル。
そんなわけでストレート系さわやかソングという、ここ最近の流れからすると
「変化球」に近いこの曲は聴いていて気持ちがいい。
「聴いていて気持ちがいい」、これは曲にとっては重要なファクターである。
当たり前といえば当たり前なのだが、そういった爽快感を喪失気味なままでリリースを
重ねてしまっていたのが、少し前までの問題点ではなかっただろうか。
具体的にはお元気系の曲のあとにバラード系を配置するのではなく、
このテのものを持ってくるのが、私の考える松浦亜弥のイメージ戦略としては
よいと思えるのだ。
いや、バラード系だって良曲は多いのだが、続きすぎると嫌になるんだな。
本当に難しいことを考えず、流れのままに心を委ねて聴いていられる、そういう安心感が
この曲には存在している。
ソファーに横たわって、頭に本を乗せて昼寝しようかな、なんてときに合いそうだ。
C/Wの「友情〜上カルビ〜」だが……さあ困ったぞ、どうフォローしよう?
だってこのタイトルでこの歌詞じゃ、どうしたって某アニメの某エンディングテーマを
連想するじゃないですか!
悪くない曲だとは思うけど、もうちょっと何とかならなかったの、歌詞?
おかげでなっちが「アッチョンブリケ!!!」ってやってる絵しか思いつかないんですよ(爆)。
あと、リリース時期の問題もあるかな。
せめてあとひと月早かったら季節の波に乗ったイメージで推せたかもしれないのに
……とは独り言だけど。
とはいえ、ジャケ写も変なところに行ってしまっているわけでもないし、
全体としてはよろしいのではないでしょうか。
DVDは、本当にオマケの意味しかないかも?
割りと綺麗にまとまってしまっているので、トンデモ発言を期待している向きには
ちょっと物足りない可能性アリ。
ただしビジュアルで「オールナイト」を楽しみたい人にはよいプレゼントでしょう。