豊かさ再発見

2006年5月29日付の読売新聞1面に載っていたのですが、
オランダでは就業形態による差別（というか区別）がほとんどないのだとか。
正社員でもパートでもアルバイトでも、時間当たりの賃金はほとんど変わらず。
昇進や昇給も差はなく、もちろん各種保険への加入も義務付けられている。
「均等待遇」というのだそうだ。
　
これに比べたら、日本はまだまだ時代遅れだと思う。
だって、たとえば子育てが忙しいから正社員からパートに移る、という場合でも
オランダならさほど苦労はないだろうと想像する。
これが日本だと、いろいろと厄介でしょ？
　
それに、日本の会社っていまだに忠誠心を求めてくるんだよなあ。
いかにプライベートの時間を減らして会社に滅私奉公するかが評価の指針となる。
アホかい！って感じ。
だって終身雇用とか、会社が従業員を守ってくれた制度はとっくの昔に崩壊して、
何かあったら、いつ放り出されるかわからないんだよ？
それでも忠誠を誓えと？
たとえばメンヘルの病気になったって、会社は何もしてくれません。
ましてや病気の原因が会社にあるなどということは絶対に認めない。
最終的には、自分の身は自分で守るしかないんですよ。
そういう時代のための新しいビジネスモデル、なんていうのがあちこちの本に書かれていたりするのに、
企業体質はオイルショック以前のままとかね。
一方ではマクドナルドが定年制を廃止したりしているのに。
なんなんだろう？
　
日本、まだまだ変わらないとダメだよ。