ゴメン、ほとんどチラシの裏状態……。
読まないほうがいいです。
私が書きたくて書いただけなので。
っていうか、ルサンチマン?
割と誤解が多いと思うのですが、この病気。
まず、鬱病はれっきとした病気です。
脳内の情報伝達物質や快楽物質が出ないので、
結果的に物事をネガティブにネガティブに考えてしまうという病気なのです。
決して気の持ちようでどうにかなるとか、精神論で解決するとか、
そんなことはありません。
そのようなことを言い出すこと自体が鬱病に理解のない、無神経な行動だということを理解してください。
鬱病は過度のストレスが原因となって起こることの多い病気です。
と書くと、ストレス耐性が弱いから起こるのだろうと言い出す人がいます。
それはそれで、ひとつの要因ではありますが、すべてではありません。
鬱病は、恐らく一度や二度のストレスに曝されたくらいでは起こりません。
そのくらいならば「精神的な自然治癒能力」でどうにかなると思います。
いや、一度や二度のストレスで逃げることができるのなら、絶対に鬱病にはならないでしょう。
逃げることができないから、あるいは逃げずに次々と襲ってくるストレスに立ち向かってしまうから
どこかで限界を超えて、鬱病になるのです。
アニメなんかでよくあるでしょう、敵の攻撃を受けても、なおも進んでいく戦士という構図が。
最初はかすり傷でも、それを治療もしないで進んでいくうちに満身創痍となり、
肉はそがれ、骨は砕かれ、気がついたときには腕がもげ、脚が折れ、血を流しながらもさらに進み、
そして最後には倒れてしまう……。
これは精神的なことに限ったことではないのですが、
病気なのですから、どこかで自覚があったのならその時点で治療をすべきなのです。
でもなかなかそうはいかない。
腕を失い、脚を失って、初めて自分がとんでもないダメージを受けていたことに気がつく。
そうなってからでは手遅れで、
鬱病のための治療を施しても、治癒には数年、殊によるとそれ以上の時間を必要としてしまうのです。
なにかというとストレス耐性の話が出てきがちですが、中途半端に耐性があるから、弱音を吐かないから
鬱病になってしまうのではないでしょうか。
鬱病になる人は、少しは逃げることを憶えたほうがよいのではないかと思います。
なにしろ精神的なダメージは、目に見えませんから、なかなか判断ができないのです。
変に能力があって、目先のことがこなせるようだと余計に。
どうやって気をつければいいのか、正直私にもわかりません。
限界を超えないと自分の限界がわからないというのも、かなり滑稽な話です。
そしてそれが人間にとっての悲劇です。
そうなってしまった鬱病患者を社会復帰させるのに、まず最初に行うことは何か?
「簡単なことから仕事をさせる」と答えた人は不正解。
正解は
「とりあえず決まった時間に職場に来て、特に何をするでもなく帰る」から始める。
おいおい、幼稚園児か?と思うでしょ?
そこが病気なんですよ。
幼稚園児ができることさえできなくなっている。
それを認識した上でソフトランディングさせる。
そうでないと、鬱病患者は社会復帰できません。
そのような患者が出た場合、企業にしてみれば損失は計り知れません。
直接的には生産性の低下、不労に対する保証等がありますが、
中堅以上の従業員に起こって最悪辞職などになった場合、また新たに人材を一から育てなければなりません。
少なく見積もって数千万円単位での損失です。
しかもその原因が社風にあるとか上司の態度や管理の問題ということになって、その上表沙汰になったとしたら?
企業の信用失墜ですよ。
私なら、そんな会社の商品は絶対に買いません。
ニ○ン(カメラメーカー)とかみなさまの○○(家電メーカー)なんていう、鬱病自殺者を出した会社の製品など、
最初から相手にしません。
(企業関係者の方、訴えるなら訴えてもいいですよ。でも自殺者が出たのは事実じゃん。
訴訟にもなって、一般紙の社会面にも出ちゃったでしょうが。その過去は消せないし、責任は持つべきだ)
あと労基が手入れに来たとか、労働局に入られたとか。
そんな企業はとっとと潰れてしまいなさい。
社会の害悪だから。
何が日本国憲法の根幹にあるものは「基本的人権の尊重」だ!
そんなの守ってる企業が、今どれだけある?
すべてが国民の「ご奉仕」の上に成り立っている、この社会はおかしいだろう?
しかも鬱病に追い込むやり方が……。
仕事絡みでどうこう言われるのならまだしも、仕事と関係ないことで人格否定につながるようなことを言ったりとか、
従業員の雇用不安を煽るような発言を企業のトップがしてみるとか、
(たぶん世間では恫喝とか脅迫って呼ぶんじゃないのかなあ?)
そういうのが多すぎ。
少なくとも第二次産業に就職したら、人間らしく生きられないよ。
理学部・工学部は行かないほうがいいよ。就職したら奴隷にしかなれないから。
いや、私はもう企業には何も期待していませんから。
以上、企業の代表取締役のパワーハラスメントで鬱病になった経験のある人間より。
ここで、その企業名を書いちゃうとカッコいいんだけど、やらない。
一応現在は和解が成立していて、この問題については実名で話をしないという協定が成立しているので。
まあ新聞の株式欄見ると名前は出てますよ(笑)。
しかし、私も企業相手に弁護士もなしでひとりで戦っちゃうんだから、相当のキ○ガイですわ。
法律なんて、学部の教養での知識しかないくせに。
それにしてもなっちの顔がおっさん♂に似ていると思うのは私だけだろうか?