モーニング娘。はダサい？？？

というか、
なんで「ダサい」と言われるようになってしまったのか？
　
曲がどうとかメンバーがどうとか以前に
イメージ戦略の問題だと私は思います。
　
簡単に言えば、昔のモーニング娘。というのはレッテルを貼りずらい存在だったのではないでしょうか。
アイドルでもない、アーティストでもない、タレントと呼ぶには違和感がある。
そんな存在をどうカテゴライズすればよいのか、みんな迷っていたのに違いありません。
だからモーニング娘。は「モーニング娘。」というジャンルに属する孤高の存在と捉えるよりほかに
判断のしようがなかったのですよ。
でも、それってカッコよくない？
ジャンルなんだよ？
今までの価値観では判断できないオンリーワンな存在なんだよ？
ほかに較べられるものがないんだよ？
　
まあご存知のように、その後のモーニング娘。はアイドル路線をひた走りました。
個人的意見ですが、アイドルというのはそれ自体存在が恥ずかしいと思うのです。
もっと恥ずかしいのは、そのアイドルのファンのような気がしますが……。
　
そんなわけで唯一無二の存在だったはずのモーニング娘。は「アイドル」という枠組みで判断されるようになり、
ほかとの比較が容易にできるようになって、孤高の存在からワンオブゼムへと堕したのでありました。
だったら以前のような路線に戻せばいいかというと
……一度貼られたレッテルは、そう簡単には剥がしてもらえないんです。
今、いろいろと手を打ちたいであろう気持ちはわかりますが、結果が出るまでが長い道のりだろうなあ、たぶん。