つんく♂プロデュース
今回の曲のコスチュームに関して疑問を呈する声が上がっている、の、だが、
実はそういった疑問は今回に始まったことじゃない。
ここしばらく、UFAの出してくる衣装やビジュアルセンスはおかしいと言われ続けていた。
それがたまたま美勇伝のこの曲になって噴出しただけである。
というより、つんく♂のセンスの問題かもしれない。
20代のアーティストが24歳の女性のいるグループをプロデュースするといったら、
これはなんかカッコイイ感じが伝わってくる。
しかし時間は流れている。
今では40に手の届かんとするオッサンが、平均年齢18歳くらいのグループをプロデュースという状態。
予備知識も何もなくこのことを聞いたら、たぶん多くの人が「?」と思うのではないだろうか。
年齢差が20くらいあるオッサンが、若い女の子のプロデュースをできるものなのだろうか?
若者のセンスとはどうしても乖離してしまうような気はしないだろうか?
そして実際、それは今、はっきりとした形で現れている。
世の中の主流からは少し外れた、だけど見る人が見たらとてもクールな感じ、
「ダサカッコイイ」のがつんく♂のセンスの売りだったはずだ。
ところがこのところ出してくるものにカッコよさは微塵もない……とまでは言わないけれど、
他人に自信を持って「これはスゴイ!」と言えるレベルのカッコよさは内含していない。
平たく言えばただダサいだけ。
こういう噂がある。
なぜつんく♂は作詞作曲のときは「つんく」なのか?「♂」がつかないのか?
それは「つんく」とは寺田何某の個人名であり、「つんく♂」はプロデュースのための団体名なのだと。
つまり「つんく♂」は「チームつんく♂」であり「グループつんく♂」であり「プロジェクトつんく♂」なのだ。
決して寺田何某の力量が落ちたのではなく、団体の中の誰かのセンスがものすごくダサいもので、
だけどその人は偉い人だから、どうしてもその路線でやらざるを得ない、とか何とか。
あくまで噂なので信じないでください。
今回の「愛すクリ〜ムとMyプリン」の衣装を肯定している人もいる。
ただし、その中にはつんく♂信者もいるように見受けられる。
「つんく♂のやることに間違いはない」と頑なに信じている人たち。
はっきり言うと、私はつんく♂のやることを信じていません。
いや、正確には全幅の信頼を寄せてはいません。
どうも成人を迎えたメンバーに対してのプロデュース手法に疑問を感じることがしばしばあり、
できることなら「オトナ」のメンバーからは手を引いてくれというのが正直な気持ちです。
だって、このままだとエルダーメンバーにセーラー服を着せて登場させそうな雰囲気があるんだもん。
あと本人たちが納得してバニー服を着ているのならいいじゃないという声もあるけどさ、
本人たちが納得してたらエンコーもありか?宮台真司か?「ラブ&ポップ」か?
(別に村上龍を批判する意図はありません)
恥ずかしいことをしているように見えるからそれを指摘するのは間違ってはいないと思うんだけどなあ。
……かといって正しいことをしていると声高に言うつもりもないよ。大きなお世話かもしれないし。
ただ、ごっちんが「SOME BOYS! TOUCH」のジャケ写撮影で
最初はつんく♂から紐パンを履くように言われたんだけど「イヤだ」と言ってああなったという話を聞いて、
「この子は放っておいても大丈夫だろう」と思ったのは確か。
逆に何でも唯々諾々と従ってしまう梨華ちゃんの姿勢には怖いものを感じてしまう。
ところで今のハロー!プロジェクトは何人の女の子がいるのだろうか?
……ごめん、全部で何人いるのか把握できていないよ。
エッグまで手が回らないし。
じゃあつんく♂は全員を把握しているのか?
たぶんしていない。
ファンなら2年、3年前から気づいていたことに、つんく♂が最近になってやっと気づいたのではないかと
思われるようなコメントを出すことがかなりある。
ファンの場合自分の好きな子しか見ていないから変化に気づきやすいという優位性はあるが、
でも仮にもプロデューサーの立場にいるのなら、
ファンよりも先にその辺に気づかないとマズイのではないのだろうか?
そうでなければ提供する曲にしろビジュアルイメージにしろ、すべてが後手後手になってしまう。
いや、実際にそうなりかかっている。
だから私は成人女性のプロデュースに対して難があり、しかも抱えるメンバーが数十人といるのだから、
不得手な部分はほかの人に任せたら?と言っているのだ。僭越なのは承知の上で!
正しい石川梨華の使い方
石川梨華のイメージといったら、キショイとか黒いとかしゃくれてるとか声がアニメ声とかオ○チとか
どんな仕事も真面目にやってしまうとか幸が薄そうとか実はMじゃねえのか?とか、
そういう感じではないかと思う。
でもどちらかといえば正解なのは、かなりのストレス体質で裏側では悪口言って発散しているとか
友達が少なくて出かける相手は柴ちゃんくらいしかいないとか
異性交遊したいけど事務所がうるさいから我慢しているとか
実はかなりのSで短気でキレやすいとかお笑いのセンスが他人とズレているとか服がかなり変とか
実力不足なのにさらに上を目指そうとして空回っちゃう(その前に実力つけようよ)とかかな……。
だから羞恥プレイの似合う子ではある(って飛躍しすぎ)けれど、
それはM風ではなくS風にして、初めて成立するのではないだろうか。
結局「スケバン刑事」の秋山レイカ役が、石川梨華がこれまで演じた中ではもっともハマっていた!
……と思う。
おとなしいいい子、じゃないのよ。キレたら手のつけられない子なの。
まあ、それを承知で推しの片割れをやっているんだけどね。
で、結局「愛すクリ〜ムとMyプリン」はどうなのよ?
上に書いたことって、要するに言い訳。
こうしないと自分の中に正当性を見出すことができず、買うこともできないCDって何だろう?
だからジャケットの是非は考えないものとして、曲のみの判断をしてみる。
ううっ、あえて何回かローテーションしてみたけれど、これは……残らねえ。
困ったもんだなあ。現時点でどこを褒めればいいのかが全く見つからないのだ。
とりあえず158円でダウンロード販売していたら、落としてみるのもいいかもよ?
……CD買ってとは言えないよ。
愛すクリームとMyプリン
しかしこれ……絶対に「○○○ニング娘。」でネタにされるよなあ。