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楽宴に書いたよっちゃん@SSAの感想

かつてのモーヲタ、現ごまヲタ&エルダー推しが見たSSA

 
※長文かつ、個人の主観に基づく投稿です。
 
モーニング娘。は変化を続けるグループである。
しかしそれについていけなかった人間もいる。
私なども途中まではなんとか追いつこうとあがいたのだが、どうにも自分自身が納得できず、
結局は卒業メンバーを応援する道を選んでしまった。
新加入の子たちに特に不満があったわけでもないのだが、どうしても以前のメンバーと比較してしまい、
現状を素直に受け入れることが困難になっていた。
だからモーニング娘。のコンサートといっても自分から積極的に出かけることもなくなり、
ここしばらくは誰かの連番でおつきあいさせてもらうという状態が続いていた。
 
変化が訪れたのは、昨年の「リボンの騎士」だっただろうか。
原作&アニメ版のファンであった私だが、不思議とキャスティングでイメージが壊れる、
などという文句も出ず、純粋にこの公演を楽しみにしていたし、
なによりも手塚プロと宝塚とのコラボで大きな化学変化が起こるのではないのか?と期待をした。
そして実際に披露された舞台は、私の期待を満たしてなお余りあるものだった。
このときにモーニング娘。を見る目が変わったのだろう。
いや、本当にモーニング娘。が変わったのかもしれない。……どっちだろう?
 
私にとってのモーニング娘。とは、いわゆるアイドルとは一線を画す存在として認識されていた。
それゆえ一時期のアイドル路線は耐え難いものであったから、自然と距離を置くようになっていた。
が、「リボンの騎士」が、それをまたひっくり返したのだ。
モーニング娘。はただのアイドルではない!と。
 
ただ、この時点でのモーニング娘。には欠けているものがあった。
曲。
愛の第6感」も「レインボー7」も好みではなかったし、シングルでも乗れずにいた。
そこにリリースされたのが「歩いてる」だった。
奇をてらった変な部分がまったくない普通の、直球勝負の曲。
個人的には「ふるさと」や「I WISH」に比肩しうると感じられた曲。
この曲を聴き、歌詞を口ずさんだときに、あのPVの風景が頭に浮かぶ。
幸せそうに笑っている8人の女の子たち。
そんなイメージが現実の彼女たちとオーバーラップして、なんとなく熱いものがこみ上げてくる。
 
吉澤ひとみの卒業。
正直、よくあるセレモニー以上の意味を見出せないままに今日という日を迎えてしまったのだが、
それは良い意味で裏切られた。
ここしばらくの公演を生で見ても、DVDで反芻しても、以前、
いわゆる黄金期ほどの感動に襲われることはなかったのである。
 
だが違っていた。
「あの頃」とはほとんどメンバーが入れ替わってしまったモーニング娘。は、
いつの間にか「あの頃」に匹敵する感動を与えるグループに戻っていた。
もちろんその感動の中身は昔と同じではありえない。
が、変わってしまったモーニング娘。になじめず去っていた人たちがいたとしたら、
その人たちに伝えたいことがある。
変な偏見を持たずに見ることができるのなら、
今のモーニング娘。の与える感動は、昔とちっとも変わっていないよと。
そう感じるようになったのはメンバーの成長の賜物なのか、受け手の私の意識が変わったせいなのか。
 
 
 
矢口真里の突然の脱退に、モーニング娘。は未曾有の危機を迎えたのかもしれない。
それをメンバーひとりひとりの努力で乗り切った。
でもなによりもそんなメンバーの精神的支えになったのは吉澤ひとみという存在。
彼女の卒業で、中澤裕子のもと、活動していたメンバーはひとりもいなくなる。
だからこれも危機……いや、そんなことはない。
メンバーにとっての吉澤ひとみは、彼女にとっての中澤裕子となりえたはずだから。
思いというのはそうやって伝わっていくのだと、感じさせてくれた公演だったから。
吉澤ひとみが去っても、新しいメンバーを加えたモーニング娘。は歩いていける。
 
よっちゃん、いや、吉澤「姉さん」。
今日までありがとう。
お疲れ様でした。