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いつの間にか落ちていた。

昼から今まで眠っていた。
まるまる半日を睡眠で消費。
外界で何が起こったか、これからチェックしないと全然わからない。
 
とりあえずネット巡回。
昨日のNHK「うつ」についての指摘を発見する。
あの番組には鬱発生のメカニズムに対する説明が抜けている、だから一般の人にはわからないだろうと。
これはある意味正しい。
私のように5年も鬱と付き合ってきた人間だと、鬱のシステムについては知っているのが前提となっているから、
一般の健康な人たちとは認識が違うのだ。
だけど欝のシステムを説明して、それでわかってもらえるのかというと、これもかなり疑問。
脳内物質の関係なんだよと説明したら、じゃあそのための薬を飲めばいいじゃないと、
辛辣なマリー・アントワネットのごとく言われるのがオチである。
いや、薬なんて、心療内科や精神科を受診した人なら大抵は飲んでいる。
じゃあなぜ治らないの?……わからない。
たぶん、たぶんだけど、鬱が回復するっていうのは、
脳内物質が自分の力で出せるような状態になることじゃないかと思うのだ。
薬で補うというのでは問題があるのだろう。理由は不明。
脳内物質が出せるという自然な状態に戻るには時間がかかるだろうというのは自分でも実感している。
鬱っていっても、私は最初は不眠症で、一日に1〜2時間しか眠れない状態だった。
それを眠剤睡眠導入剤を使って無理矢理6時間くらい眠れるようにして徐々に体を慣らし、
1年以上前からなんとか導入剤なしで眠れるようになった……のだが、ここにきていきなり過眠症という、
今度はいくら眠っても睡眠不足が解消されず、起き出してくると頭痛がする状態になってしまった。
日常生活? 普通の人が言うところの日常生活? そんなもの、どうやって送ればいいの?
今も目眩と戦いながら、キーボードを叩いている状態なのに。
しかも目がはっきりと開かなくて、過剰なくらいにランプで手元を照らしている。
 
仕事ね。
毎日の報道を聴くとイライラする。
社会における品質や安全の基本というものを蔑ろにしたことで起こっている事件。
自分がその現場にいたら絶対に起こさないと自信を持って言える事件。
そんなのばかりが起こっている。
あんなことの処理もできない無能に仕事をやらせるのなら、オレにやらせろよ!
もっとうまいこと、国民の信用を回復できるような対策を提案してやるよ!
……と思うけど、心と体がそれどころじゃないし、何より私は無職じゃなくて、
一応今の会社にまだ籍を置いているから、とにかく現状の治療をするのが第一条件ということになっている。
そうなんだよな、何をどういったところで、今の私は何もできない。
本来の言葉の使い方とは違うけど「負け犬の遠吠え」なんだよ。
……負け犬? 負け犬ならまだいい。
生きていけるだけの何かは認めてもらっているわけだし。
でも鬱になった人間なんて、生きていることさえ認めてもらえない場面に遭遇することが多々ある。
今の会社だって、本当は解雇になるかもしれない。
人事がどうにか対策を考えてくれているから首の皮一枚でつながっているけど、
会社に行っても、いわゆる机のない状態に、この前なっちゃった。マジで。
出張も残業も制限がつくような人間は要らないそうだ。現実ってそんなもんだよ。
鬱病になっちゃったら、人生負けとか、そんなことはない。
負けじゃなくて「人生終わり」だからね。
そうなると自殺しかないでしょ?
芥川と同じ日に生まれた自分が、まさか芥川と同じような人生終焉のための選択を
選択肢の中に加えることがあるなんて、10代の頃とかはまったく考えていなかった。
 
そういえば、もし今「男おいどん」や「元祖大四畳半物語」、「聖凡人伝」があったらどうなっているだろう?
あの手の漫画には下宿屋のバーサンが登場しているけど、大山とか足立とかが生活苦のあまり、
人生の惨めさゆえに死のうと考える話があるけど、決まってバーサンがいうんだよね。
 
「バカだねあんた!家賃なんかいつでもいいから、死ぬなんて考えるんじゃないよ!」
 
で、ラーメンライスにタマゴ落としたのを食べさせてもらったりとか。
 
今じゃそんなのありえないでしょ。
今あの手の話をやったら、「ここはおいどんのネットカフェ」とか、そういう話になっちゃうような。
「何があろうが、人間たくましく最後まで生き残ったものが真の勝者だ!」
という昔あった信念が、もうなくなっていてね。
下宿屋のバーサンだけじゃなく、ラーメン屋のオッサンも、今では姿を消してしまった。
社会的な、風俗的な意味合いではなく、私の、自分の心の風景から、ああいう大人たちが姿を消してしまった。
なにかこう、ぽっかりと開いてしまった穴をどうやって埋めたらいいんだろうか?
もし埋めなかったら、そこから血を流し続けたまま生きていくしかないような気がして、
なんともやりきれない……いや、やりきれない、じゃなくて、何と言ったらいいのやら。
未来を作るための戦い、愛するものを守って自分も生き残る戦い。
それをやらなければいけないのに、どうやって自分を破滅させるか、
そればかりが頭の中のほとんどを占めている。
理由はない。とにかく死ぬことが目的であり手段だから。
でもまだ死んでいない。他人に迷惑をかけず、なおかつ無様でない死に方というものが思いつかないから。
それを思いついたら実行します。もう3年くらいその方法を考えているけど……ないねえ。
 
こんなふうになるとわかっていたら、学校なんか行かなければよかったな。
何が「末は博士か大臣か」ですか(笑)。学術的進歩の一端に寄与するわけでもなく、
無為に時間を過ごすだけの日々。
親にも申し訳ないねえ。6年間も学費出させて。
会社も家も病院も、自分を幽閉するための檻としか思えず、自分の好きなことさえやりたいという欲求がない。
というか、私の好きなことって、なんだったっけ?
錯覚なんだよ、錯覚。
脳が勝手に快楽物質を出すことで、そのことが楽しいと思わせているだけの錯覚。
 
さあ、とりあえず私は何をしたらいいのだろう?
カウンセリングは昨日やってきて、その続きがまた来週。
医者に行っても、薬はまだ残っていて、話すことなんかないし、
話そうというのなら、今ここに書いたことを読んでもらったほうが手っ取り早いな。
 
あ、素朴な疑問がひとつ。
交通事故の場合、加害者が被害者の面倒を見るというのが社会的、人道的ルールになっているでしょ?
欝の場合はどうなんだろう?
オレはいるよ、加害者。
仕事の中でオレに危害を加えた奴が。
そういう人間に確実に謝罪をさせて断罪するシステムって……できるわけないな。
ごめん、忘れて。