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後藤真希さんのこと

今まで書けなかったこと、
書こうとしたけれど遠慮していたことを
ちょっと書いてみたい。
 
今から思えば兆候はあったのだ。
2007年春の段階で、何かがおかしかった。
仕事に対して乗り気でない後藤真希
――そんな空気が伝わってきていた。
いや、さかのぼれば2005年のあのハワイツアーを最後に、ヲタがよく知っていた後藤真希は消滅したと言ってよい。
あれが、最後の後藤真希だったのである。
 
「セクシー路線」だのなんだの言われた「ガラスのパンプス」や「SOME BOYS! TOUCH」も、
まったく本人には似合っていなかった。
いや、それ以前、松本清張スペシャルドラマ「指」を見て、あなたは何を思っただろう?
「背伸びをした少女である後藤真希の姿がさらけ出されている」――そう思いはしなかっただろうか?
その前年の大河ドラマ義経」で演じた能子が年相応、というか本人相応の役であったことと比較すれば
あまりにもアンバランスだったことは否定できまい。
無理なくらいに背伸びをする後藤真希
それが背伸びを「している」のか「させられている」のかはわからないが、本人に似つかわしくない、
あえて言うなら児童ポルノに感じるような居心地の悪さと同種のものをそこに感じていたのは確かである。
それに、なんだかんだいって後藤真希は日本人なのだ。
海外アーティストの後追いをしたところで限界はある。
個人的には、社会に出たてのOLの心境を描いたかのような「今にきっと…In MY LIFE」や、
レトロな雰囲気でエロティシズムをある方向に昇華させた「シークレット」の2作のような方向を
模索してほしかったのだが、そうはいかなかったか……。
 
後藤真希についての憶測とも取れる報道はいくつかあった。
だがその中で「これは実際にあっただろう」と思っているものが存在する。
つんく♂との口論――これは実際にあったに違いない。
と、言い切ってしまうのも憶測に過ぎないのだが。
もし私が後藤真希ならば、真っ先につんく♂との関係は解消したかっただろう。
理由は簡単、似合っていないのだから。
なにか泥臭い、日本の土着のポップスを感じさせる曲との相性は最悪だったと思っている。
どうがんばったところでブリトニー・スピアーズやホイットニー・ヒューストンの再現が
つんく♂というフィルターを通しては実現するはずがない。
だったらつんく♂を外せば……外せない何かの事情があったのだろう。
安倍なつみ松浦亜弥も、脱・つんく♂を実現して、ライブはアコースティックなものへと移行しているのに、
ひとり後藤真希だけが取り残されている状況は、決して面白いものではない。
それで最後の手段に出たのだろうと想像するのだが……これだって憶測だ。
そう、ここに書いたことは後藤真希が望んでいることではなく、私が後藤真希に望んでいたことだ。
それを実現するための荒療治が今回のことだったのだろう。
だから祝福をすべきなのだろうけれど……いろいろと思うところはある。
たとえば「ハロプロメンバーは今も仲間だろうか?」。
この問いに「あゆみちゃん」のように「もちろんですとも」と答えてくれるだろうか。
それとも完全な決別をしたということだろうか。
本当は新旧双方の事務所が出てきて説明責任を果たしてくれればいちばんいいのだが、そうもいかないだろう。
 
後藤真希後藤真希のままだろう。
だが、後藤真希は今も「ごっちん」のままだろうか?
いろいろなものを犠牲にして、世間に理解されないままに活動をすることになるだろうという心配が
付きまとっているのだが。