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で、読み終えて

なんだろうなあ。
なんか、気分的に自分の経験とかぶるところがあるかもしれない。
自分がうつ病になって、今はそれをなんとか突き抜けはしたけれど、
そうなる前は、どうやって死ねば周りに迷惑をかけないだろうか?とか、そんなことばかりを考えていた。
加護亜依も、謹慎期間とその後の時間の中で同じ状態にあったのかもと思うと、なんか他人事ではなかった。
 
正直、この本は人間全部が読んで「わかる」というものではないと思う。
どこかで挫折したとか傷ついたとか、そういったものが強烈なトラウマになっている人間じゃないと
読んでいても面白くないかもしれない。
 
最後に。
「私はタバコが離せません」って宣言しちゃいなよ。
むしろそのほうがいいよ。