正直言いまして、
ヤマトで本当にすごいのは最初のテレビシリーズだけで、
劇場版は全部過去の遺産の食いつぶしと言っても
過言ではない。
果たしてBD化する意味はあるのか?
- パート1
音声ヘボイし、新作部分は16ミリで作っちゃったから
粒子粗くて見られたもんじゃないし。
何よりストーリーが完全に変わってしまっていて
……まあキムタクヤマトが好きな人だけ見れば?
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- さらば
スタンダードサイズで音声もヘボイし、東映動画が全面協力と言ってる割には作画の問題も多いし、
ストーリーはラストが投げっぱなしだし、
何をしたらこのオハナシのテーマが解決するのかは全然示されていないし。
この頃の西崎Pは神がかっていたとか言う人いるけどパート1の途中からブルーノアの企画段階くらいまでは
安彦さんがゴーストやってたようなものだし、それ考えたら西崎Pに
どんだけディレクターとしての能力があったのかはかなり疑問。
続くヤマト2は「ヤマトの最期を描くことを前提」にしていたさらばの改変なのだが、
前提を変更すると同時に物語の構造そのものも変更すべきだったのをしていないから無理が目立つし。
荒木さんと芦田さんと安彦さんと湖川さんと金田さんと友永さんとetc.の作画目当てくらいかなあ、これは。
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- 新たなる旅立ち
テレフィーチャーなんていう、映画にはできないからテレビのちょっと豪華なやつやろうか、なんて
アホなこと考えたせいで出来は中途半端だし、本来ならカットすべきじゃないところをカットして
物語がわけわからないことになってるし、SF設定はいい加減だし……これこそDVDで十分かもしれない。
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- 永遠に
ワープディメンションがすごいです、とか言いながら、フィルムは35ミリのままで、
ビスタサイズからシネスコサイズに変えた結果、二重銀河後の映像はまたまた粒子が粗くなって
どうしようもないことに。
あと4チャンネルステレオなんて資料もあるけど、それがどこまで再現されるかはかなり疑問。
(追記)
ただのドルビーサラウンド相当のようです。
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- 完結編
70ミリなんて言ってるのにビデオ合成使って走査線出っ放しになってたりで、映像が台無し。
石黒さんがいたら、もっと美しい映像を作ってくれただろうに、どこかのバカなお偉いさんが以下略
ストーリーのラストが決まらないのに、時間がないからと製作に入ってしまい、
案の定「バクマン。」で服部さんに「それはやっちゃダメだ!」と言われたようなことになってるし。
安彦さんと藤川さんがいたら、なんとかストーリーをまとめてくれただろうに、どこかの以下略
そんな作品。
(追記)
これもドルビーサラウンド相当のようです。
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もう語るのもイヤになってきた。