今日から拡大ロードショーになりまして、
近所の映画館にもかかるようになったので行ってきました。
が、直接の動機は
2199でやっていないことを今かかってる作品でやりましたよ!
という、ヤマトークでの庵野カントクの言葉!
初見は音楽のインパクトもあって「ナディア」との比較ばかりに
頭が回っていましたが、今回はヤマトらしさを確かめようと、
本当にそうなのかと見たら、本当にそうだった。
2199がすっぱりと落としていた部分を、ヱヴァQやってました!
あと2199だとテレビの画面で見せるのが優先されているために
複雑な回り込みとかはほぼないのですが、
Qはやってますね。大画面優先な姿勢ですね。
もし機会があったら「宇宙戦艦ヤマト2199第一章Ver.ANNO」とかあってもいいと思いました。
50分のところを70分くらいにして!
この辺はもうネタバレしてもいいと思うのですが、前作でシンジくんはサードインパクトを起こしてしまい、
その後14年間初号機の中に閉じ込められていたわけなのです。
最初に見たときには
「14年も経てばみんな変わっていて、浦島太郎状態になっているシンジくんが孤立しているのだ」
と思ったのですが、今回見たら……みんな基本的には変わっていないんですよね。
ミサトさんはミサトさんのまんまだし、アスカもアスカのまんまだし。
コアな部分は変わっていなくて、だからこそ碇シンジというのがノー天気に出てくるから許せないっぽい感じ?
ホントに、バカで、ガキで、どうしようもなくて、
たぶんヱヴァ(エヴァ)史上、いちばんダメなシンジですわ。
あんまりこいつに期待してもしょうがないのかなあって思いましたよ。
で、やっぱりマリとアスカの関係が、ベタついたところがないのも含めていい感じで。
むしろ一方的にカヲルやレイ(のニセモノ)に依存しちゃってるシンジがもう……。
主役交代でいいでしょ?
ねえ?