ブリッジ三人娘なのだが。
リアルタイム視聴当時、私はこんな与太話を信じていたのである。
「ブリッジが女の子だらけなのは誰かの趣味ですよ」。
そりゃ趣味の側面もあるかもしれない。
が、そうではない側面もある。
ブリッジ三人娘はやはりすごく有能なのだ。
だからこそオペレートを任されているのだ。
そんな当たり前のことに私は最近まで気がつかなかったのである。
どうしようもない。
女は男を視覚的に楽しませるためにいればよいだけの存在
……そんな意識が私の中にも知らず知らずあったのだ。
これは女性に対してあまりにも失礼である。
だからお詫びをしておく必要がある。
ごめんなさい。
男と女は身体的に違えば脳の構造も違う。精神構造も違う。
そういう存在を一緒くたにして扱うというのもずいぶんと乱暴な話だ。
男女差別はよくないが、男女区別はなければいけない。
もっとも男女区別を錦の御旗にして男女差別をやっている輩も少なからずいるが。
私だってポルノの類いに登場している女性は「女性」ではなく「メス」と見てしまう。
男と女がわかり合うとか、それは永遠にして深遠なるテーマである。
もちろんそれだけがマクロスのテーマではないし、それ一辺倒で話をすると、
あまりにも底の浅い話に変換されがちだ。
今から思うと「愛・おぼえていますか」は純粋にテーマだけを追いかけた話であるし、
それゆえにキャラクターの内面を完全に描けたか?と考えると疑問が残る。
かといってテレビシリーズは些末な部分が多すぎる気もするし、
何より作画的に充実していなかったのはイタイ。
だから、本当に見たかったマクロスってなんですか?という問いの答えのひとつが、
この「マクロス THE FIRST」である。
とはいえ、それでこの項の答えになっているわけではないのだよね。
難しいのだ。
ひとつ余計なことを書くと、このコミカライズが始まってからヴァネッサにはまった。
理由? そんなの知らないし、要らないだろう。
とにかくもう一度マクロスの航海につきあってみるつもりである。
超時空要塞マクロス THE FIRST -5 (カドカワコミックス・エース)
- 作者: 美樹本晴彦,スタジオぬえ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2013/03/22
- メディア: コミック
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