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「光速エスパー」から「宇宙戦艦ヤマト」を思う。

 
「潜水艦スーパー99」や「光速エスパー」を読んでいると
あまりの「ヤマト」っぷりに思わずにやけてしまうことがあります。
世の中に誤解している人が少なからずいるので書いておきますと
宇宙戦艦ヤマト」の元のストーリーは松本零士の考えたものなのです。
厳密にいえば松本零士のところにヤマトへの参加依頼があったときには
すでに「どこかへ行って帰ってくるヤマト」という
骨格の部分だけはできていました。
ただその部分は原案を作った豊田有恒藤川桂介の功績なわけで、
現在ヤマトの原作者として
クレジットされている人が考えたわけではありません。
いま現在の判断では原作者とはお話を考えた(創った)人ではなく、
毎回のアニメを作った人のことをいうのです。
もし松本零士がヤマトのアニメ26話全部の絵コンテを切っていたり、
あるいは藤川桂介と共同であったにしても全話のシナリオに関わっていたら、
特に重要なアイディアを出したわけではないあの人よりも先に原作者と呼ばれていた可能性はあるのです。
しかし残念ながら松本零士の参加は全体の半分ほどなので、どんなに製作において重要な役割を果たそうと
原作者にはならないのです。
逆に言えば、身勝手なことをただ喚き散らしていただけの役割だとしても、全話の製作に関わっていると
原作者と名乗れる可能性があるのが実情なのです。
「何を考えたか」ではなく「どう関わったか」が重要なのです。
 
だから現在松本零士のところにヤマトの原作権がないのはお話やキャラクターを考えたわけではないから
と思い込んでいる人がいたとしたら誤解もいいところです。
特にガミラスという存在はほぼ松本零士オンリーで考え出されたものであり、
松本零士の参加がなければテレビ放送に至っても、ヤマトの敵は
「謎のラジェンドラ星人」のままだったかもしれません。
 
確かに「どう関わったか」について報いがあるというのは判断として正しいでしょう。
しかし「何を考えたか」に対しても何らかの見返りがあってもいいと思うのは私だけでしょうか?
 

 
「「考えた人」がダメなんです!」
「「考えた人」? なんだそれは?」
「我々はアイディアを出した人が原作者になるように思い込んでいましたが
ほら、実際はこうなんです、作品を作ることに関わっていた人が原作者なんです!」
 
※もちろんマンガ家さんとかを最初から「おまわりさん、この人ヘンタ……じゃなくて原作者です!」
と扱っている場合はまた別だよ。