書き忘れ。

　
先日BEHRINGERのCX2310を導入して
低域からLFE（サブウーファー信号）を
取り出せるようにしたのですが、ひとつ書き忘れが。
それは、CX2310はバランス端子（XLR）しかついていないのです。
一方、うちにあるサブウーファーの入力はアンバランス（RCA）。
つまりバランス → アンバランス変換をしないといけないのですが、
そこを書かなかった！
一般にバランス → アンバランス変換には2種類あって、
トランスバランスの場合と電子バランスの場合にわかれます。
トランスバランスはその名の通り、出力段にトランスがあって、
バランス → アンバランス変換アダプタを繋ぐだけで問題はない。
ところが電子バランスの場合は問題が起こることがある。
なぜかといえばバランスはHOT、COLD、GROUNDの3つの端子があるのに、アンバランスには(＋)と(−)しかない。
HOTはそのまま(＋)に接続されて、これは問題ない。が、COLDとGROUNDは一緒に(−)に接続されてしまうのだ。
しまうのだ、と書いたが、要するに短絡である、ショートである。
電位のあるところと電位ゼロのところを接続するのはマズイってのは直感的にわかるでしょ？
トランスが入ってる場合は、そこをうまく回避できるからいいのだが、
トランスなしでトランジスタとかだと回避ができないのである。この回避ができないのが電子バランスなのだ。
その場合どうなるかというと、機材が壊れる！……かもしれないし、壊れないかもしれない。
しかし壊れるのはイヤなので、COLDの側は線を繋がない。浮かす、というかなんというか。
つまり最初から3つのうち2つしか繋がないことにしておけばいいのだ。
で、CX2310は電子バランスなんだ。取説に書いてある。
というわけで、うちのサブウーファー出力は途中までバランスケーブルで、途中に変換アダプタを入れて
そこからアンバランスケーブルで接続している。
このバランスケーブルのCOLDの線が切ってあるというわけなのだ。
……って、大したことじゃないのに、ずいぶん長々と書いたな。
こちらも専門家ではないし、ニュアンスだけ伝わればいいかと思ったからな。
そゆこと。
　
あと、サブウーファーのアースが取れていないのが気になるんだけど。
アース線買ってきて繋がないといけないな。
　
でも「やっぱり問題ある！」と思ったら、トランス繋ぐくらいのことはやるかもね。