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アナログ音源はどの程度のデータ量があるのか?

 
これが唯一の正答ではないし、
条件を変えたらまた話が違ってくるので、
話半分、参考程度に読んでいただければと。
 
仮にアナログレコードやカセットテープのS/Nを
72dB程度とする。
アナログレコードの周波数は30kHzまで、カセットテープは18kHzまでとしよう。
これをデジタルサンプリングすることを考えるとどうなるか。
アナログレコードの場合、12bitあれば十分ということになる。
サンプリング周波数はCDの1.5倍と考えて66kHz程度か。
これが2チャンネルステレオだとすると伝送データ量は
 
66(kHz)x12(bit)x2(ch)=1584(kbps)
 
一方カセットテープの場合はサンプリング周波数40kHzと仮定すると
 
40(kHz)x12(bit)x2(ch)=960(kbps)
 
ちなみにCDは1411kbps、DVDやBDの一般的なPCM音声は1536kbpsである。
96kHz/24bitのハイレゾ音声は4608kbpsであり、
その辺に落ちているmp3はたったの128からせいぜいが320kbps。
テレビの音声は256kbps程度。
……どう考えても昔と同じ情報が伝達できているわけがない!
「いや、文明進んでるからできるでしょ」って思ってるやつがいたら、バカ!
いやー、もの知らずは怖いな〜。
逆にいろいろダメになってるって、わかってる?