「宇宙戦艦ヤマト」という作品の続編に関しては
「さらば」も含めて言いたいことが山ほどあるんです!
いや「さらば」も含めて、ではなく「さらば」限定で言いたいことも!
「さらば宇宙戦艦ヤマト」がウケたのはパート1的要素におんぶにだっこしていた部分があったから
なのは間違いないでしょう。
というよりパート1的部分を取り除いてしまえば後に残るのは昭和53年という当時にあっても
すでに古典となっていた、悪い意味で「愛と死を見つめて」的な、
お涙ちょうだいのどうしようもない要素。
続編が次々作られるにあたって、その古臭い要素の比重がどんどん大きくなり、
ファンが苦笑するしかない作品に変容していったのがかつての「ヤマト」の歴史ですよ。
そこを見せるために、敵が攻めてきて本星に行って誰かの犠牲で戦いが終結するという
バカみたいなフォーマットで作品を乱造する。普通の感覚を持った人間なら呆れるしかないのに
「すごいです!」としか言わないバカな死んじゃ、じゃなくて信者。
(自己犠牲、美しいわ〜、で思考が停止しているんだから「死んじゃ」でいいような気もするが)
それだけはやるまいという、西○が生きていたら絶対にありえなかった方向性を示した伊豆渕(仮名)総監督、さすがです!
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