「(1)Let's say "Hello!"」

　
久しぶりにつんく♂曲に触れた印象の「Say! Hello!」で始まり、
芳醇なつんく♂節（そんな言葉があるのか？）がそれに続いていく。
やはりつんく♂は天才だった！
……と納得したところで8曲目から「おへその国からこんにちは」「彼女になりたいっ!!!」「天まで登れ！」という怒涛の展開！
それまでの7曲もよかったのだが、聴きなれたこの3曲はやはり別物で自分の中での盛り上がり感が段違いである。
サウンドもかなりの本気度。つんく♂はできた曲を自分の部屋のオーディオ機器で
一度再生→確認してからリリースしているという噂がある。
どうしてもスタジオのモニタースピーカーではわからないものがあるらしい。
そのせいかどうか、つんく♂が関わると締まった低音になるのだ。
これはなかなかの名盤……なのだが、惜しむらくはパッケージのデザイン。
「おへその国からこんにちは」のDVDではジャケットの研修生を紹介するがごとく、
内側にメンバーの名前がずらりと書かれていたのだが、今回はそれがなし！
これでは誰が佐々木莉佳子だか牧野真莉愛だかわからないではないか。とってもとっても悲しいです。
ところでこれ、研修生のファーストアルバムという体ですが……2枚目を期待していいんだよね？ ね？
　

1 Let's say “Hello!”