アライ・ラボの社長さんに聴かせていただいたライントランスの音に惚れてしまったのだが
あちらは1台30万円くらいするらしいのでどうにもならず。
それが2年前。
で、いろいろと探しまくった結果たどり着いたのがJensen TransformersのISO-MAX。
まあライントランスというよりはアイソレーターという側面のほうが強い感じではあるものの
一応は試してみようと、清水の舞台から飛び降りる覚悟で米国から直輸入。(決心するのに2年かかった)
輸入したのは二種類。
- PO-2RR(高域側に使用)
周波数特性:0.2Hz〜200kHz(-1.5dB)
入力側インピーダンス:600Ω
出力側インピーダンス:20kΩ
入力側機器インピーダンス:470Ω(DTC-9.8)
出力側機器インピーダンス:50kΩ(THE JOB 300)
シャント抵抗:47kΩ(1/2W・炭素被膜抵抗)
出力側合成インピーダンス:24.2kΩ(出力に対して+21%)
- PB-2XX(低域側に使用)
周波数特性:0.4Hz〜200kHz(-3dB)
入力側インピーダンス:600Ω
出力側インピーダンス:600Ω
入力側機器インピーダンス:470Ω(DTC-9.8)
出力側機器インピーダンス:10kΩ(PA02)
シャント抵抗:680Ω(1/2W・炭素被膜抵抗)
出力側合成インピーダンス:636Ω(出力に対して+6%)
表側はこんな感じ。
裏側に端子台があるのでここにシャント抵抗をネジ止めする。
音は……
- 低音の量感が増大。思わず低域側アンプのボリューム下げた。
- 高域の伸びが足りない気がするが……しばらく聴いていたら伸びてきた……ってこういうものにもエージングとか必要なの?(一回シャント抵抗外してみたら高音がキンキンしすぎで結局元に戻す)
- デジタルにありがちなシャリシャリという感じがなくなる
今はこんな感じ。
ただもうちょっとアンプの設定も抵抗値も追い込んでみる必要はある。
なおこの結果はうちのシステムに特有である可能性は十分にあります。
決してどんなシステムに対しても同様の結果が得られることを保証はいたしません。
……音の好みもあるだろうしな。
※輸入しようと考えている方へ
関税はしっかり発生します。