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「シン・ウルトラマン2022」(ネタバレ全開につき注意)

公開から三日目にしてやっと鑑賞。
現時点では一切のネタバレを目にしていないので、あくまでも個人によるファーストインプレッションで書いていく。
 
おなじみの「ギィィィィー」という回転アバン、ウルトラQかと思ったらシン・ゴジラだった。
 
しかし本編はまさにウルトラQから始まった。
工事中のトンネルから禍威獣(めんどくさいので以下は怪獣にします)が出たというからゴメス?と思ったら本当にゴメスだった。
冒頭1~2分で出るわ出るわ、とにかくパゴスを外しては話にならない。(ここは本編と絡んでくるので)
そんな状況に日本が置かれたので禍特対が設置されたという次第。
 
透明怪獣ネロンガの出現に、現れた謎の銀色の巨人。(後にウルトラマンと呼称される)
ネロンガの攻撃にびくともしない無敵のウルトラマン
ネロンガスペシウム光線で葬り、続くウラン怪獣ガボラ放射能をまき散らすやっかいなやつなので宇宙に運び去る。
基本的な作りはテレビのウルトラマンと一緒。まさにウルトラマン無双。
たとえるなら「マジンガーZデビルマン」で機械獣軍団をなぎ倒していくマジンガーZ状態。
 
あれは正義の超人なのか?と思わせたところでザラブと名乗る外星人登場。
ここも基本はテレビと同じ。なのでやることが穴だらけだったりする。
しかしどうせならにせウルトラマンはもっとわかりやすくてもよかった気がするな。
で、にせウルトラマンを殴って痛がるウルトラマンてところまで再現しているのはやりすぎ(笑)。
この時点でウルトラマンの正体は世界中に知れ渡ってしまう。
 
ウルトラマン変身と巨大化のシステムは「銀河旋風ブライガー」のシンクロン理論を思わせたりする。
それを使って交渉をしてきたのがメフィラス。本気で戦えばウルトラマンを倒すことも可能だったかもしれないのに手を引いてしまう。
理由は……ゾーフィが来たから。
ゼットンを操るゾーフィ」って、大伴昌司がやったポカだと思うんだけど、それを逆手に最終決戦に繋げてきた。
メフィラスによって地球人が戦闘のために有効利用できることが全宇宙に知らされたので、
宇宙の平和のためには地球人を葬り去らなければいけないという、そのためのシステム「ゼットン」をゾーフィは起動させる。
このゼットンが、まるで……黒く、巨大で強大なその姿は「さらば宇宙戦艦ヤマト」での超巨大戦艦を連想させる。
ウルトラマンは地球人を滅ぼすことには反対なのでゼットンを破壊しようとするが、勝てない!
 
強大な敵をどうやって倒すのか?
それを思いつかなかったからヤマトの場合は特攻させてお涙頂戴にして、ついでに金もガバチョと稼ぎますぞ、ハタハッハ
……という感じだったが。
庵野秀明の場合、そこについてのアプローチがとにかくうまい。
「シン・エヴァ」の場合はミサトさんの特攻をうまく描いていた感じだったが、今回は流れとしては「トップをねらえ!」である。
言ってしまうとバスターマシン3号を起爆させて「ごめんキミコ、もう会えない!」という感じに!
 
というところで、並行宇宙のどこかに跳ばされたウルトラマンはゾーフィの言葉に目を覚ます。
 
ウルトラマン、そんなに地球人が好きになったのか」
 
「キャップ、あの赤い球ですよ! ぼくが竜が森で衝突して……衝突して、いままでどうなっていたのかなあ?」という
驚きと感動の展開には至らなかったものの、ベターな終わり方ではあったと思う。
 
ところで、ウルトラマンは地球人の守護者ではないのか?という疑問が出てくるかもしれない。
だがこれについては佐々木守がすでに「ウルトラマン・怪獣聖書」の中で、もし地球人が地球に牙をむくようなことがあれば
そのときは地球人と敵対するようなことを言っているし、これが初めての「地球人を守護しないウルトラマン」ということではない。
 
そして地球人の無力さというか、まるで「日本沈没」の「なんもせんほうがええ」的なところは、それは仕方ないよな、というか。
ときおり挿入される日常風景も「世界大戦争」のフランキー堺に通じるところがあると思うし、
いい年した大人がウルトラマンの世界を俯瞰して見てみたら、きっとこんな風に本当は映っていたのかもしれないと思わせただけで
十分な成功だったと思う。
 
ついでに島田久作と竹野内豊の登場は……どう考えても「シン・ゴジラ」やん。
 
もしゴジラ自体の起源が今作と同じところにあるのだとしたら、人類はどこかでパンドラの箱を開けてしまったことになっているし、
怪獣自体が生物兵器で……ってそれもはや超獣だし。
 
そして人類は長澤まさみフェチというもうひとつのパンドラの箱を……。
もう「巨大長澤まさみ対巨大フジ隊員の百合」でええやん……って会田誠か、コラ!
 
とにかく絶妙なる仕掛けの数々。
ウルトラマン見てなくてもわかります」はある意味正解だとしても「ウルトラマンしか見ていない人」には不評でしょうね。
「ヤマトしか見ていない人」に2199が不評だったように。
たぶん「ウルトラマンしか知らない人」がいちばん不幸になる作品でしょう。
 
とりあえずはこんなところで。
 
※今後評価や解釈が変更していくこともあります。