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歌手 前田有紀さん

平成15年(2003年)10月27日
産経新聞生活改革面
ハツラツぴいぷる
 
歌手 前田有紀さん
 
「!?」を成長の糧に一生懸命!
 
 前田有紀さんは、「!?」を成長の糧としてきた。
 歌好きの父親の影響から、三歳で「奥飛騨慕情」や「他人船」を口ずさみ、家がカラオケ居酒屋で練習には事欠かず、小学校の音楽授業では模範歌唱。だから、“歌手”を目指したのは、しごく当然だった。友人とは中山美穂さんや小泉今日子さん、工藤静香さんをレパートリーに楽しむが、カラオケ大会には演歌で参加。これは審査員受けを狙った親の作戦だったらしい。
 「次々とカラオケ大会の出場を決めてくるし、『練習。勉強。もっと練習』と口うるさい父を思春期には煩わしく感じたこともありました。ただ、キレイな衣装はうれしかったし、ヘアメークに情熱を燃やしていました」
 高校入学と同時にデビューを目指して上京。しかし、ボイストレーニングだけの生活が五年も続いた!?
 「帰れない、辞められないと意地で耐えました。でも、吉報をじっと待ってる親の方が辛かったと思いますよ。実は、本当の試練はデビュー後でした」
 デビュー曲のプロデュースは五木ひろしさん。ビッグネームが重く感じられたが、とにかく聴いてもらわなければとシャニムに動き回ること三カ月。突然にモーニング娘。などで構成するハロー!プロジェクトハロプロ)への参加が決まった!?
 「いきなり『全国ツアーがあるから、十一曲の振りと歌を覚えろ』でしょう。全く違う曲調とダンスに大パニックでした。アイドルの中のただ一人の演歌系。砂漠に一人で置かれたようでした」
 救われたのは、大観衆の声援と拍手。そして、二作目につんく♂さんが曲を書いてくれたこと。今では、ハロプロとソロの二重活動で、違う世代に歌を届けられたことが貴重な経験だと感謝している。
 新曲「東京きりぎりす」(さいとう大三作詞、田尾将実作曲)にビックリ!?
 人 みんな コップの中の水 氷 溶けて 混ざれば みな同じ…と歌詞が謎めいていたと感じたそうだ。
 「人生は捨てたものじゃない、明るく生きればいいこともあるよねと歌っています」
 こうした数々の課題が“地力”となる。例えば、五年間の発声練習は、先月の「歌謡コンサート」(NHK)の大舞台での、はつらつとした歌唱として表れている。
 さて、前田さんの目前のハードルは「ハロプロ・スポーツフェスティバル」。
 「もちろんライブの場面では『東京きりぎりす』を聴いていただきます。競技の方が問題で、リレーや徒競走、騎馬戦などに出場予定なんです。昔は短距離に自信があったけれど…。ハロプロのメンバーは大半が現役学生でしょう。それに、ハードなステージも数多くこなしている。不利ですよね。でも、番狂わせもないわけじゃないし…。やっぱり一生懸命にやります!」
(文と写真 湯浅明
 
 
 まえだ・ゆき 本名。昭和54年8月生まれ、24歳。高知市出身。平成6年「五木ひろしポピュラー・シンガーズ・コンテスト」グランプリ。デビューは「鳴きうさぎ」(12年)。新曲は「東京きりぎりす」。モーニング娘。松浦亜弥さんらと「ハロー!プロジェクト」でも活動。ハロプロ・スポーツフェスティバルは、大阪ドーム(11月16日)と東京ドーム(11月22日)。問い合わせはオデッセーTEL03・3796・9999。全席3800円。