久々に見応えのある番組を見た気がする。
考えてみると、小さい頃の私は「宇宙戦艦ヤマト」「沢田研二」「ピンクレディー」の洗礼を受けており、
完全に阿久悠の影響下にあるのだ。
さらに書くなら80年以降のアイドルには全くと言っていいほど興味がなかった。
松田聖子とか中森明菜とか小泉今日子とか、全然知らない!!!
……いや、全然知らないというのは語弊があるな。
主要な曲は聴いたことがあるけれど別にアナログレコードやCDを買ったこともないし、
ましてコンサートなんて行ったことがない。
それどころか「アイドル」なるものをバカにしていたな。おニャン子なんか完璧に!!!
だからハロプロにはまったのは、まさにキャンディーズ、ピンクレディー以来ということになる。
あのね、匂いがね、70年代なんだよ。
私の持っているCDを見てみると
- アーティスト: 岩崎宏美
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 1992/11/26
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (4件) を見る
リンク画像がないけどピンクレディーの3枚組とか。
その延長上にハロプロってあるような気がする。
件の番組で阿久悠氏が「歌で歌詞が聴き取れないというのは致命的」
という意味の発言をしていたけれど、実際そうだと思う。
意味不明な歌詞の曲が巷には多すぎる!!!
個人的には70年代歌謡曲からの系譜に連なる曲というものが増えてほしい。
ところでハロプロ楽曲の製作体制について。
つんく♂はモーニングとBerryz以外の作曲からは撤退してもいいんじゃないだろうか。
完全に分業制&外注に移行してよいと思う。
歌詞に関しては、あまり文句はないんだよ。意外かもしれないけど。
ただ、曲があまりにもつまらない。
だから本当の意味での外注に移行していいんじゃないかと。
後藤真希に関して言えば、小西貴雄とか鈴木俊介に任せるのもアリじゃないかって気がする。
正確にデータを採ったわけじゃなく、フィーリングで言っているだけなので話半分に聞いていてほしいのだけど、
彼らのほうが相性がよいような感じ。
あとは鈴木Daichi秀行、AKIRA、高橋諭一という順番だろうか。
どうせバラード書くのなら小西貴雄にやらせろよ!って思う。
たいせーとはたけだったら……たいせーかな?
ただ、たいせーは今かおりんのメインプロデューサーだよね?
毛色の違う歌手を抱えられるとも思えないから、やっぱりアレンジャーの中の誰かが候補かな?
プロデュースはつんく♂のままで、作曲とアレンジは外注。
それがいいんじゃない?
後藤真希のソロ曲というのはよく言えばバラエティーに富んでいるけれど、悪く言えば一貫性がない。
それはつんく♂自身にも後藤真希の「本質」が捉えられていない証拠じゃないだろうか。
いや、その見事にバラバラなのが楽しいのだけれど、一貫性を持たせようと意図して
結果ワンパターンな曲にしかならないのなら、もう完全に複数作曲家による競作でいいのじゃなかろうか。
後藤真希自身はその段階ではインスパイアの素材に徹してもらい、
曲ができあがったあと、彼女がそれをどう表現するかはつんく♂に任せる……じゃダメかな?
これはあくまで詞が先行して存在しているという前提での話だけれど。
「一貫性を持たせる」と「ワンパターンにする」が同義になってしまっている現状では、
やっぱりバラエティーに富んだ路線を踏襲していただくほうが、一ファンとしては嬉しいかな?
って、どう思います?