今度は冥王星を惑星からはずして、8個にしようという案が出ているらしい。
……プーはどうなるの?(結局せらむんネタですか……)*1
確かに冥王星が惑星から外れれば、太陽系においての惑星の定義もすっきりとしたものになる。
ただ、我々は冥王星が惑星とされている世界に、あまりにも慣れすぎている。
「宇宙戦艦ヤマト」において冥王星はガミラスの前線基地がある星で、ここを拠点に地球に遊星爆弾が降り注いだ。
反射衛星砲が冥王星の海に張った氷を貫いて発射されるイメージは強烈に残っている。*2
「銀河鉄道999」では「迷いの星」と呼ばれていた。
冥王星こそ太陽系のさいはての星であり、旅する者はここから先に進むのか否かの迷いに襲われるのだ。
ここにはシャドウという氷の墓の管理人もいる。そしてメーテルの昔の体が眠っている。
「宇宙大帝ゴッドシグマ」のEDテーマ「レッド・ブルー・イエロー」では「水金地火木土天海冥」と歌われている。
冥王星なしの太陽系は、ちょっと考えられないのだ。
どうなるか、冥王星……?
※参考
冥王星に関する記述
太陽系第九番目の惑星。太陽からの平均距離約五九億キロメートルで、地球・太陽間の距離の約四〇倍。
直径は地球の〇.四六倍、推定質量は地球の〇.九倍、公転周期約二四九年、自転周期約六日。(後略)
2.[天文]冥王星:1930年に米国のLawell天文台のTombaughにより発見された
太陽系の最外側にある9番目の惑星;地球よりもやや直径が小さく、太陽からの平均距離は約59億km
(地球太陽間の39.3倍);公転周期は248.42年;衛星は発見されていない.
ちなみに現在では冥王星の直径は2300キロ、質量は地球の1%以下だと言われている。
追記
そして冥王星を惑星と定義しない旨の採決が日本時間の22:30頃に行われ、賛成多数で可決された。