はやぶさに刺激されて、最終3話を見ました。
「決戦!神ファミリー」「ブッチャー最後の日」
「燃える宇宙」です。
人間の想いというのは、自己犠牲の精神というのは、
こんなにすばらしく、美しいのかと改めて思い、
そして命を懸けることは決して美しいだけではない、
ときには醜く無様でもあることを知らされました。
だからこそ、人間は無様で生き続けようとするからこそ格好良いのだと、感じずにはいられません。
美辞麗句とか美化した死に様とか、そんなものはくそ食らえと言いたい。(某アニメの2作目とか)
そんなもので酔っ払って泣くくらいなら「ザンボット」で描かれた
壮絶な生き様をかみ締めてみろと、そう主張したい。
一時期トミノヨシユキというのは愛国心とか帰属意識とか、そういうものがない人なのかと思ったこともありました。
しかし、この人は本当は、自分の生まれた場所が、国が好きなんじゃないのか。
だからこそ逆に無国籍のような、国を否定しているかのように見える作品も作れるのではないかと思うのです。
まさにこれは日本人だからこそ作りえた珠玉の作品ではないのか?
改めて、そう言いたいです。
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そういえばザンボットの扱い方は「トップをねらえ!」のガンバスターに踏襲されているような気がする。
いや、ロボットの演出方法としてね。