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モベキマスよみうりランドイベントの欠陥――(3)

 
おそらく、これから書くことが問題としては最大ではないかと思うのだが。
 
アイドルに付き物なのが握手会……うーん、必ずしも付いていなくてもいいような気もするが。
 
とにかく握手会。
握手会なくしてアイドルの興業は成り立たない!
理由はたぶん、それが金もかからずに集客できる方法だからだろう。
 
ところでアイドルとの握手はどのくらいの時間できるのだろう?
仮に横浜BLITZに1200人を集客し、60分で握手会を行うとする。
60分(=3600秒)/1200人=3秒
一人あたり3秒!
……短いっすな。
でも実際、そんなものだと思う。
一人あたり3秒といっても、前の人がいなくなり、そこまで移動するのに1秒かかったら
握手の時間は2秒しかない。
2秒の握手のために命を賭けるのか、おまえらは!
……賭ける人もいるだろうねえ。
 
ちょっと脱線して、この前「矢島舞美DVD3か月連続リリース記念イベント」というものが
赤羽橋のパシフィックヘブンであった。
このときも握手会があった。
このときはどのくらい握手をしていられたでしょう?
……驚くなかれ、なんと20〜30秒は可能だった!
実際私は舞美と、その日のイベントで心に残ったことを二言三言会話し、
DVDで心に残ったことを二言三言会話し、
「今度はゾンビデオを見ますよ」「来年なんでぜひ見てください〜」
とやって終了したが、引きはがしされていない。
おいおい、どこのハワイツアーだ!
このくらいやると、ああ、握手したな、会話したな、という気分がするわけである。
 
2秒っすか?
どうなんだろうね?
握手会というか接触会?
 
とりあえずこのような数字が導き出せるわけなので、
よみうりランドモベキマスの各々に4000枚ずつ、5組で計20000枚の握手券が配布されていたものとする。
このときモベキマスのメンバーはのべで20000人と握手しなければならないのだが、
グループが5つに分かれているので、結局は1チームは4000人を相手にすればよい。
ではさっきの数字、握手の時間が2秒、移動が1秒、合計で一人あたり3秒というサイクルのもと
握手を行うと、4000人をこなすにはどれだけの時間が必要か?
と、ここで計算をされてしまうと困る。
大人数を相手にした握手なので、休憩が入る。
仮に握手会を50分行ったら10分休憩が入るものとしよう。
そうすると一人3秒で、1分では20人、50分では1000人。
ということは4000人を終えるには3時間50分かかることになる!(最後の休憩10分は必要ないため)
当初の握手予定は3時間。
つまり、どうやっても収まらないのだ!
では逆に2時間50分で4000人分の握手を終えるとすると、握手の時間はどのくらいになるか?
2時間50分といっても休憩が2回入るので、実質的には2時間30分=150分=9000秒。
これを4000人で割ると……2.25秒!
移動時間は1秒で変わらないものとすると実質的な握手の時間は1.25秒しかない!
1.25秒では「ありがとうございました」をいうヒマすらあるまい。
ベルトコンベヤを流れていく部品のごとくに無言で握手をこなしていくだけの握手会、って、
これはもはや握手会じゃないんじゃ……?
 
ただ、50分握手会をやったら10分休憩というのはかなり甘い見方で。
だって、やってるメンバーにしてみたら休憩時間を10分ずつ挟みながら
50分の体育の授業を4時間連続でやるようなものだからね。
そう考えると、握手会を40分やったら20分休憩、とかになってしまうのは仕方がないことかもしれない。
ではこれで「一人あたり3秒」の握手会をやると所要時間は?
40分で800人だから、4000人では4時間40分。(またもや最後の休憩20分が必要ないため)
15:00に始めても、終了するのは19:40……3時間という見込みがどれほど甘いものなのかがわかると思う。
そしてここに握手券を持っていないお客様を投入。
さらに、実は握手券の枚数が4000枚ではなく、もっと多かったら……?
(一応1万人が来場したことになっているのだ。実際、もっと多くの枚数が出ていることだろう)
つまり、この握手会は最初から実現不可能なタイムスケジュールになっていたのである。
(誰か気がつかなかったのだろうか?)
 
というわけで、この事態を解決するには3つの方法しかなかったのだ。
 

  • 1.演者、オーディエンスとも無言でひたすら握手をしていくだけの超高速握手会にする。
  • 2.3時間でさばききれるだけの少ない枚数の握手券しか発行しない。
  • 3.大型イベントでの握手会はいろいろと無理があるのでやらない。

 
……こんなところでしょう。
 
あるいは「イベントと握手会は別個に行い、組み合わせない」とかね。
まあ集客に問題が出るかもしれないが、悪い評判が立つほうがよほどマズイと思うんだよね……。
 
もう一度その辺、考えてみませんか?