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応援のカタチ

応援という行為には、人それぞれの形がある。
どれがよい悪いということはない。
だから私にも私なりの応援のしかたがある。
 
もともと私はアニヲタであった。
しかもかなり贅沢な部類の。
アニメ作品を見たいがために、数年前、今のホームシアターの原型を作り上げた。
現在のように廉価なシステムが揃ってはいなかった頃である。当然高い機材ばかりを買うこととなり、
構築には数年を要した。(というか、現在もなお買い足しと買い替えを繰り返していて、完成形ではない)
100インチを超える画面でアニメを見るという行為は、ほとんどビョーキの域である。
なにしろこの話をすると大抵の人間が引く。引きまくる!
しかし、そのようにしてみたアニメは……はっきり言って質の悪さが目立つだけだった。
洋画は大画面になればなるほど迫力が増すというのに、アニメでは逆なのだ。
自分の内面的にもアニメをこれ以上追うのは限界になっていたせいもある。
一部の作品を除いて、いわゆる大人の鑑賞に堪えうる作品が皆無だと感じるようになったことも原因のひとつである。
ぶっちゃけて言ってしまえば、私は萌えアニメというのが大嫌いなのだ。
にもかかわらず、そのテのアニメは増殖していて、今も滅びてはいない。
だから私はだんだんアニメを見なくなっていった。
(ちなみに少女マンガは読んでいたりして。あれは内容が深いからOKだということに、私の中ではなっている)
 
そんなある日のことだった。
テレビでおバカなことをやっているアイドルを見た。
コントだけならまだしも、『変顔』までやっている。
言うまでもない。それが娘。だった。
本当につまらないことで興味を持ち、作品に触れてみようという気になった。
聞けばDVDも出しているというではないか。
そこで早速買って見てみることにした。
それが運のつきだったのである。
スピーカーから流れる歌声と、スクリーンに映し出されたパフォーマンスに……はまった。
はまってしまった!
あああああああ!!
それからというもの、テレビやラジオを極力チェックし、新曲が出るとフラゲをし、写真集を買い、
ライブDVDやPVを買ってはスクリーンに映して鑑賞するという習慣が確立してしまった。
立派な在宅系ヲタの誕生である!
ちなみにライブDVDを100インチを超えるスクリーンで見るとどうなるか?
視界全体がハロプロ空間と化すのである。
もちろん横を向いたり後ろを見たりすれば、そこには変わらぬ自分の部屋の光景がある。
だが正面を見ている限り、視界はスクリーンだけで覆われる。結果として、ライブの疑似体験ができてしまう。
(あくまで視覚的なものとして。もちろん熱気までが完全に伝わるわけではない。
それさえも可能だったら、ライブの存在意義がなくなってしまうではないか)
音のほうはどうかというと、私のシステムは最大で115dBくらいの音を出すことが可能である。
具体的に言うと、ロックライブやジェット機の轟音のレベルに匹敵する音が出てしまう。
まともにやると近所から苦情が出るはずである。
(運良く苦情が来たことはまだない。窓を二重に改造しているせいかもしれない)
だから画面も音も、どっぷりとハロプロ空間の中に浸ることができる。
そしてスクリーンに向かって声援を……することはさすがにない。
思わずダンスの振りマネをしてしまうことはよくあるが。
そしてこの夏、私はさらにスピーカーの増強とアンプの追加を図った。
理由は、もちろんCDやDVDをもっといい音で聴きたいから。
そんな金があるのなら、ライブにでも参戦すればいいのにと自分でも思う。
なにしろ今回だけで娘。と5〜6回握手できて記念写真が撮れるくらいの額を投入した。
スピーカーはすでに増強を終えた。それでなっちを聴いた。ZYXを聴いた。ごっちんを聴いた。
ROMANSを聴いた。ちゃむを聴いた。「カシャカシャ」(笑)も見た。
全部が全部いい仕事だとは言わない。正直「?」と思うものがないでもない。
しかし作り手側の事情を考えてみる。向こうにしてみれば舞台は生で見てほしいだろうし、ライブも然り。
CDやDVDの中に、制作者側の伝えたいことが本当に100%封入されているのだろうかとの疑問が残る。
PVの場合はどうだかわからないが、それでも環境を整えて見るほうがベターではないかと思う。
本当はこれを最初に言わなければいけなかったのだろう。私は地方在住者である。
といっても関東であることには変わりなく、『ハロモニ』だってリアルタイムで見ることができる。
SSAなんかほとんど近所といってもいいかもしれない。
しかし仕事が不規則である。一応週末は休みということになっているが、確実ではない。
休日出勤もよくある。徹夜も時々する(仮眠なしで2連投3連投とか!)。
そうなると貴重な休日は、ついつい出不精になってしまう。
で、たまりまくったストレスをCDやDVDの鑑賞で解消するという、なんか救いようのない状態に陥っている。
私にとってはチケットの予約をするより自室の視聴環境を整えるほうが、
娘。と確実にふれあえる最短の手段となっているのだ。
これでも学生時代には握手会やらなにやら行けたものだが、社会人になってからはそうはいかなくなった。
いや、それでも参戦しているつわものもいらっしゃるようだ。だが私にはそこまでのスタミナがない。
あー!よみうりランド行きたかったよ!!
金はないけど時間だけはあった学生時代と、金はあるけど時間がどうなるかわからない今現在。
会社よ、頼むから確実な休みと長期有給休暇を与えてくれ。
こっちだってライブに参戦するほうが楽しいのは経験上知っている。
話の脱線がずいぶんと長くなったが、要するにCDを聴くにもDVDを見るにも環境を整えるのが、
ライブに参戦できない自分なりの、送り手側に対する礼儀なのだ。
どんな手を使っても、パッケージングソフトを骨の髄までしゃぶりつくすことが、私流の応援のやり方である。
 
あん?それって虚しくないかって?
虚しいですよ。虚しいなあ。
だから『ラブハロ!矢口真里DVD』なんか買っちゃうんじゃないですか(笑)。
でもこれが巡りめぐって応援になるのなら、それでいいかなと思いますよ。
 
さて、今夜も虚しく「私がいるから安倍なつみ」じゃなくて「あなたがいるから矢口真里」でも聴きますか。
 
はあ〜あ。
 
 
追伸:せめてアンプはさくらとおとめが発売される前に届いてくれ(笑)。